シェアしたくなる最新のWebサービス・ITニュース情報をチェック!
  • follow us in feedly

アプギガトップ > スマホ・モバイル > 一般アプリ > エンタテインメント > 【処女作が総合トップ10入り】ポテトチップみたいにやみつきになるアプリを作りたい!半年間の開発奮闘記
注目記事ピックアップ
ブログ読者に「聞いてみたいこと」を簡単にWebコンテンツ化できる「plyfe」を試してみた!
share0
ブログ読者に「聞いてみたいこと」を簡単にWebコンテンツ化できる「plyfe」を試してみた!
ブロックを繋げてWebアプリやゲームを作れる「Weld Action Blocks」が思わず夢中になる面白さ!
share0
ブロックを繋げてWebアプリやゲームを作れる「Weld Action Blocks」が思わず夢中になる面白さ!
ソースコードの「バグ」を修正する速さを競うWebゲーム「CodeFights」で遊んでみた!
share0
ソースコードの「バグ」を修正する速さを競うWebゲーム「CodeFights」で遊んでみた!
天才的なアイデアで開発された海外の「iPhoneアプリ事例7選」が、斬新過ぎてヤバイ!
share0
天才的なアイデアで開発された海外の「iPhoneアプリ事例7選」が、斬新過ぎてヤバイ!
HTML5アプリをChromeアプリに爆速変換できる「Monaca」のビルド能力がスゴイ件!
share0
HTML5アプリをChromeアプリに爆速変換できる「Monaca」のビルド能力がスゴイ件!
プログラミングしないと戦えないWebストラテジーゲーム「Empire of Code」が時間泥棒確定!
share0
プログラミングしないと戦えないWebストラテジーゲーム「Empire of Code」が時間泥棒確定!
最近、Slackの「bot」が何でも出来過ぎて「カオス」状態になってる件!
share0
最近、Slackの「bot」が何でも出来過ぎて「カオス」状態になってる件!
小学生でもゲーム制作を可能にするWeb統合エディタ「Tynker」が、むしろ大人がハマると話題に!
share0
小学生でもゲーム制作を可能にするWeb統合エディタ「Tynker」が、むしろ大人がハマると話題に!
スマホで3Dモデルを現実世界に召喚し、自在に動かせる「Augment」サービスが無料公開中!
share0
スマホで3Dモデルを現実世界に召喚し、自在に動かせる「Augment」サービスが無料公開中!
タスク管理の「Trello」にWeb制作機能を搭載できる「CardForm」が斬新過ぎてスゴイ!
share0
タスク管理の「Trello」にWeb制作機能を搭載できる「CardForm」が斬新過ぎてスゴイ!
わずか数行のコードで、Adobe製の画像編集エディタを無料で使い放題にできる「Creative SDK」がヤバイ!
share0
わずか数行のコードで、Adobe製の画像編集エディタを無料で使い放題にできる「Creative SDK」がヤバイ!
ブラウザだけで完結する「bot開発環境」を無償提供した「Meya.ai」は、ボットのホスティングまで可能!
share0
ブラウザだけで完結する「bot開発環境」を無償提供した「Meya.ai」は、ボットのホスティングまで可能!
YouTube動画内に、まったく違う動画やWebページを挿入できる「videopath」が衝撃的!
share0
YouTube動画内に、まったく違う動画やWebページを挿入できる「videopath」が衝撃的!
欲しいコンテンツを選ぶだけでWebサイトを作成できる「XPRS」が、無料とは思えないクオリティだった件!
share0
欲しいコンテンツを選ぶだけでWebサイトを作成できる「XPRS」が、無料とは思えないクオリティだった件!
URLを指定するだけ!どんなWebデータも一発で可視化できる「Silk」は、そのままWebサイトも制作可能で無料提供中!
share0
URLを指定するだけ!どんなWebデータも一発で可視化できる「Silk」は、そのままWebサイトも制作可能で無料提供中!
完全自動で、自分のプログラミング「作業ログ」を収集して可視化する「WakaTime」が素晴らしい件!
share0
完全自動で、自分のプログラミング「作業ログ」を収集して可視化する「WakaTime」が素晴らしい件!
脅威の認識技術で別人の顔に変身できるアプリ「MSQRD」が予想以上に変身できる件!
share0
脅威の認識技術で別人の顔に変身できるアプリ「MSQRD」が予想以上に変身できる件!
プロジェクター不要のプレゼン資料が作れるWebサービス「Slides」があまりに多機能過ぎる件!
share0
プロジェクター不要のプレゼン資料が作れるWebサービス「Slides」があまりに多機能過ぎる件!
コード不要で、独自Webサービスをブラウザ上で無料開発できる「Bubble」を使ってみた!
share0
コード不要で、独自Webサービスをブラウザ上で無料開発できる「Bubble」を使ってみた!
好きなYouTube動画の「見て欲しいシーン」だけを抽出して再公開できる「vibby」が便利すぎる件!
share0
好きなYouTube動画の「見て欲しいシーン」だけを抽出して再公開できる「vibby」が便利すぎる件!
一般アプリ
2012/09/10 18:00

【処女作が総合トップ10入り】ポテトチップみたいにやみつきになるアプリを作りたい!半年間の開発奮闘記

岐阜県とEagleが共同で実施したiPhoneアプリクリエイター育成プログラム「虎の穴」からまた一人ヒットクリエイターが産まれた。「虎の穴」とは29泊30日におよぶ運転免許合宿型のiPhoneアプリ開発スクールで、素人がたちまち30万ダウンロードレベルのヒットを出すような腕力を身につけてもらうことを狙っている。失業者がこれをきっかけに起業をし、岐阜ドリームを掴んでほしいという願いがこめられて、この名前がつけられた。

 

虎の穴第1期生の呼びかけメッセージ

 

現在総合10位の「コインサッカー〜ワールドショット」を開発したのは、Eagleジュニア生として参加した慶應義塾大学の加茂雄吾君。現在起業準備中の彼から開発秘話をいただいたのでこっそり公開したい。

初めてのiPhoneアプリを開発している方や、全く売れなくて大変辛い想いをしている方の今後の参考になれば幸いである。

 

コインサッカー開発秘話

先日リリースしたiPhoneアプリ「コインサッカー ~ワールドショット~」が好評で、おかげさまで総合ランキングトップ25位以内に入ることができました。実はこのアプリは処女作で、自分は半年前までiPhoneアプリの開発経験ゼロの素人学生プログラマーでした。

今年の2月に興味本位でEagle主催の『虎の穴』というアプリ開発合宿に参加し、その後の独学を経て今回のリリースに至ったのですが、これまでの道のりは決して平坦ではなく、むしろ驚くほど遠回りをしてしまいました。しかしその中で、149アプリを作ってきたEagleならではの、とっておきのノウハウも知ることができました。

まだこの世界に飛び込んで間もない、僕と同じような境遇の方の参考のために、「コインサッカー」誕生までの6ヶ月間の開発秘話をこっそり書いてみることにします。

 
コードを書かない「糞アプリ評論家」

アプリ開発と聞いて思い描いていたのは、Macに張り付いて一心不乱にバリバリとコードを書くイメージでしたが、合宿で最初に言い渡された課題は予想を裏切るものでした。その課題は、”とにかく大量のアプリを実際にプレイし、評価しろ”というもの。

【2勝129敗18引き分け】苦節2年半のiPhoneアプリ開発を通じて見えてきたこと。で紹介されている149アプリのうち、FujiTVGamesとしてリリースされているもの70本を実際にダウンロードして、その1つ1つについて「このアプリのどこが糞か」をひたすら分析し、改善点を考えるという作業をしていったのです。

考えてみてください。
自分はまだ何も作れないくせに、人様が作ったアプリに「ここが糞だ。こう直せ」と言っていくのです。しかもそのアプリを開発した張本人(合宿の講師)に直接言うわけですから、ちょっと申し訳ない気持ちになりました。また、早く開発したくてうずうずしている自分としては、「こんな評論家みたいなことやってる場合じゃねえ!」という焦りもありました。

1週間後、70本のレビューが終わったときにはすっかり「糞アプリ評論家」となっていました。しかし後から考えれば、この最初の一週間こそが最も重要な期間でした。

 

開発スタート!→絶望的なプロトタイプ

70本のアプリレビューが終わると、待ってましたとばかりに早速アプリの開発に取り組み始めました。フジテレビのアプリ作家さんが考えた「コインサッカー」という企画の開発を決めました。これなら簡単に実装できるだろうし、ビリヤード感覚で楽しそうだと、軽い気持ちで始めました。早速テキストを読みながらXcode、Objective-Cの使い方を覚えていきました。合宿で泊まった場所はいわゆる都会的な誘惑が皆無でしたから、朝から晩までコードに集中できる理想的な環境でした。

わからない箇所はGoogleで調べ、それでもわからなければ質問し、プログラミングを身に着けていきました。取り組み始めて一週間ほどで簡単なプロトタイプができ、そこでハタと手が止まります。

 

コインサッカーの最初のプロトタイプ

 

・・・・お見せするのも恥ずかしい。

一目見ただけでそれと分かる、典型的な糞アプリへの道を突き進んでいたのです。

確かにデザインは仮ですが、もはやデザイン云々の問題ではなく、サッカーコートが短すぎてパズルのバリエーションが全然作れなかったのです。「このままじゃヤバい!」危機を感じ、一度プログラムを白紙に戻して、企画を組み立て直していくことにしました。

 
パクリは創造

アイデアに行き詰まってしまったとき、突破口を開いたのはこの教えでした。

いいものを徹底的にパクれ

もともと僕はパクリに対して嫌悪感を持っていたクチで、「オリジナルで勝負したい!」と思っていました。しかし、この合宿でパクリに対する偏見は一気になくなります。


名作アプリには必ずと言っていいほど元ネタが存在し、それをパクって(リスペクトして)進化させた結果が今の、「Angry Birds」であり、「Temple Run」であり、「Mega Jump」だったわけです。むしろ自分のアプリに合わせて、名作アプリをリスペクトすることは、創造的なことであるという考えです。合宿で叩きこまれたこの方法は最初のブレークスルーを起こします。

行き詰まった僕は一旦考えるのをやめ、ひたすら類似のアプリをダウンロードし、使えそうなアイデアを探すことに専念し始めました。そして、「Glass Pong」をプレイしたとき、この構図は使えると直感しました。

 

GlassPong

 

真上から見るのではなく、ステージに奥行きをもたせることによって、縦長のコートを作ることができます。縦長であれば、コート上にたくさんのディフェンダーを設置でき、複雑なステージを作れます。「これはいける!」と思い、一晩で企画書を描き上げます。

コインサッカーの企画書

 

企画書ができた段階で、かなり手応えを感じました。一旦作るモノが見えてしまえば、そこからは怒涛の開発です。合宿に参加していた同僚メンバーは皆、Objective-Cの経験は0という状態でしたので、助けあいながら開発しました。朝から晩まで開発して、みんなで風呂屋行って、ときどき夜食にラーメン屋行って。合宿も終盤に近づくと全員『ゲーム脳』になっていたので、ラーメン屋で「この店の替え玉のユーザーサイクルは~」「麺の硬さのコンプリート欲求が~」など、意味不明の発言をしては爆笑していました。それだけゲーム作りに没頭していました。

合宿が終わるときには、コインサッカーの骨格となるプロトタイプは出来上がりました。

 

コインサッカー2回目のプロトタイプ

 


★完成までの5ヶ月

もうここまでくればあと2週間程度で完成できるだろう。そう高をくくっていましたが、実際にはここからが本当の勝負のはじまりでした。合宿が終わったのが3月頭で、大学の春休みが終わる4月頭には全体像ができあがっていました。しかしこの期に及んで、このアプリには何かが欠けているように思えてきたのです。プレイしてみるとそこそこ面白い。でもランキング上位に入れる気はしない。そんなアプリができあがっていました。これには困りました。なぜそう感じるのか原因がわからないのです。作るべきものが明確ならば突き進むだけですが、ゴールが見えない中で一体何を作ればいいのでしょうか。
「まあ出したら意外とヒットするかもしれないし」という淡い期待もあり、しばらくはそのまま惰性で開発していきました。

しかし5月になっても一向に「ヒットしない感」が消えないときは流石に焦り始めました。

次々と新しい機能を実装しているのにも関わらず、一向に進歩がない。イライラしだした僕は、次第に原因を『企画自体』のせいだと思うようになっていました。「これだけ実装しても面白くならないのは、企画自体が陳腐だからだ。コイン飛ばすゲームなんて冷静に考えたら糞だ。」

しばらくやる気がなくなり、開発のペースが一気に下がりました。ちょこちょこ適当に作って、適当にリリースしよう。そんな感じになっていました。大学が忙しくなってきたこともあり、開発したりしなかったりで、気がついたら6月も終わろうとしていました。

そしてあるとき、ふと思いました。
「合宿では散々人のアプリを糞だ糞だ言っておきながら、結局俺が出すのが一番糞アプリかぁ。」

考えてみればなんて恥ずかしい話でしょう。当時の自分に合わせる顔がありません。4ヶ月前の自分だったら、今のこのアプリをどれだけボロクソ言うでしょうか。こっそりと、当時作った『70本アプリレビューレポート』を見返してみました。そこには驚くほどゲームの細部に拘り、改善策を示している自分がいました。

「ユーザーを楽しませるためには、細部まで、徹底的に妥協なしで作らなければならない」
そんな自分の文章を読んでいるうちに、もう一度本気で取り組もうと思いました。

そこからは二人の自分の戦いでした。
開発者としての自分と、糞アプリ評論家としての自分です。開発者の自分が「早く作れ!」「もう十分楽しいだろう」と誘惑してくるのを、糞アプリ評論家の自分が「全然ダメだ!こんな演出でユーザーが喜ぶわけない!」と一喝するのです。他のアプリの素晴らしい演出をどんどん研究し、参考にしていきました。

 

アメイジングブレイカー

 

ピンボール

 

パズドラ

 

ときにはプレイ動画を撮ってコマ送りで演出を研究することもしました。こうして少しずつコインサッカーは改良されていき、開発着手から6ヶ月という長い時間を経てようやくリリースすることができました。

ずいぶんと遠回りをしてしまいましたが、半年かけて2つの大事なことを学びました。

・大量のアプリに触れて、審美眼を磨くこと
・そしてその審美眼に嘘をつかないこと

開発者として楽をしたい誘惑に負けず、自分に嘘をつかなければ、必ず素晴らしいアプリが作れると思います。

Eagleでのインターンシップは終わりましたが、今後は自分のチーム「Potato Apps(ポテトアップス)」を立ちあげて、仲間と共にこのApp Storeで戦っていきたいと思います!ユーザーに喜んでもらえる最高のアプリを求めてこれからも頑張ります!

<開発秘話終了>

「コインサッカー」ダウンロードはこちら


やつはとんでもないものを盗んでいきました。それはEagleの全ノウハウです。

ということで、次の「虎の穴」を待ち遠しく思ってしまった読者の方に、

今回ご用意したプロ養成プログラムが通称「スパルタンX」だ。

半年間、岐阜にて人生の全てをiPhoneアプリに捧げたい方は、

ぜひEagleへの扉をノックして欲しい。

これが天国への階段なのか、地獄への扉なのかは、あなた次第だ。

 

Eagleは15名を岐阜で採用する。すでに3名が岐阜への入植を決めた。

あと12名の戦士の挑戦を待っています!

 

<おまけ情報>

無料セミナー『iPhoneアプリクリエイターに求められる5つの力』を仙台、東京、名古屋、岐阜大垣、大阪にて開催します。

ikiben

渋谷と六本木を酷く忌み嫌い、辺境の地から糞ゲー爆弾を増産するアプリテロリスト集団を「虎の穴」で養成している。無給時代、暗黒時代を経て、ようやくスマッシュヒット時代を迎え、世界のホームラン王、王貞治氏を目標に、世界のアプリ王を目指している。2012年8月に累計700万ダウンロードを突破。著書に「売れるiPhoneアプリの法則」。レインボーアップススクール東京校の時だけお上りさんをしている。

twitter:ikiben

この記事を読んでいる人は、他にこんな記事も読んでいます。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

ページトップへ戻る