スマホの写真は位置情報からgoogleマップで解析できる!覚えたいexifあれこれ



最近話題となっている「PC遠隔操作事件」。

先日、「真犯人」を名乗る人物からメールが送付され、再びニュースとなりました。そのメールに添付した写真には位置情報が入っていて、その情報に基づき捜査を行ったということです。

このニュースで「写真に位置情報?」と驚いた方も多いと思います。そう、GPS付きのカメラで撮影した場合、位置情報が写真に記録されるようになっているんです。

デジタルカメラで撮影した写真には「カメラの機種」や各種撮影情報を記録できるようにしようと「Exif(エグジフ・またはイグジフ)」という規格ができました。その撮影情報の中に、GPSを利用した位置データも入れられるようになっているのです。

ではどうやってExif情報を確認すればよいでしょうか?

 

フリーのexif編集ソフト「F6 Exif」
windows XP、Vistaの方は「F6 Exif」というフリーソフトが便利です。Exifの確認だけではなく、修正も可能です。



「F6 Exif」からデジタルカメラの写真を開くと撮影情報が出てきます。iPhone 5で撮ったのがバレてしまいますね。



メニューバーの「ツール」から「EXIF一覧表示/編集」を選択しますと・・・。



このように、位置情報が埋め込まれています!

同時に高度や撮影画像の方角までもが分かってしまいます。ちなみに位置情報は「北緯35度20.29分0秒 東経139度26.82分0秒」です。

この位置情報は60進法で表示されています。これを10進法に変換してgoogleマップで検索をすると、撮影場所が分かってしまうんですね。上の数字を10進法に変換すると「35.33816666,139.44700000」になります。検索してみますと……。



おお! 撮影場所がバッチリ分かってしまいます!!

このように写真に位置情報が入るのはiPhoneをはじめとしたGPS機能付きスマートフォンや、GPS機能付きデジタルカメラです。これらの写真の取り扱いには充分に注意しなくてはいけません。

 
プライバシーを守るには
Facebookやtwitter.comに上げる写真は、これらのデータは削除されます。しかしブログや掲示板などは、データは削除されずに残ってしまいます。一部のブログでは、データが削除されるようになっていますが、写真をよく投稿される方は確認した方が良いかもしれませんね。

iPhoneでは設定から位置情報を入れないようにもできます。

 

設定から「プライバシー」を選択すると、以下のような画面になります。



ここではアプリごとに位置情報サービスを利用するかしないかを選択できます。絶対に写真に位置情報を入れたくない方は「カメラ」を「オフ」にしておくと良いでしょう。

 

位置情報が入っている写真をスマートフォン端末だけで、削除や修正をすることが可能なアプリもあります。それが「Pixelgarde」です。



Appストア Androidマーケット



まず写真を選択して画面下部のエンピツマークをタップします。



すると位置データと日付の削除ができます。また撮影した場所と日時を変更する事もできます。このアプリの便利なところは、ここで各種データを削除した後、すぐにSNSなどに投稿できるところでしょう。



データを削除、変更した写真を選択して、画面右下をタップすると……。



特にメールで送る場合、そのまま送信すると位置情報も一緒に送られてしまいます。このアプリで削除して送信まですることができるんです。各種データを削除したものをカメラロールへ新たに保存することもできます。

 

パソコンに入っている写真の削除も簡単です。

位置情報が入っている写真を送りたい、だけど場所は知られたくない・・・という場合は、先ほどの「F6 Exif」で位置情報を削除することができます。



削除したい項目を選んでから、編集→削除でデータは消えます。どうしても消したい場合はこの手順で消しましょう。

 

もっと簡単な方法もあります。それは保存形式を変えることです。



windowsのペイントで写真を開いて「名前を付けて保存」するときに、PNG形式を選択するだけで各種情報は消えてしまいます。

しかし! 位置情報が入っていると便利なこともあるんです。

 
位置情報で楽しむ
iPhoneには地図に写真を表示できる「koredoko」というアプリがあります。



Appストア



立ち上げて画面左下をタップします。



写真と位置情報が一覧で確認できます。何かしらの理由で位置情報がないものも確認できます。



写真を選択すると、地図上に写真と住所が表示されます。

「Koredoko」内で位置情報の削除も可能です。



まずは設定画面で「拡張機能」をオンにしましょう。最初は「オフ」になっています。



次に写真を表示して、写真横の矢印をタップしましょう。



詳細情報が表示されている画面で、右上をタップします。



すると「詳細情報を削除して保存」というボタンが出てきます。これで位置情報の削除ができます。位置情報で楽しみながら削除もできます。自分を守るのにも使えるアプリですね。

写真の中には「これ、いつどこで撮ったっけ?」という写真があると思います。位置情報があるとこういうときに便利なんですね。

 

また旅行などに行った場合などにも効果を発揮します。



googleの写真管理サービス「Picasa」では、位置情報がある写真は地図で表示されるようになります。



アルバム内の写真すべてを地図に表示できたりもします。アルバム単位で友達を招待できるので、旅行に行った仲間と共有すると、いつまでも思い出にも残るんです。

このように位置情報が入っていると、のちのち楽しむことができるのも事実です。普段は入れておいて、必要な時に消す、という方法が一番楽しめるかもしれませんね。

 
exifとうまく付き合おう!
「PC遠隔操作事件」のニュースの中で、位置情報が入っている! Exifが怖い!! という風潮が高まっていますが、中身を理解しておけばそんなことはありません。それに、もしかしたらあなたにもExif情報が必要になるときが来るかもしれません。

いい写真が撮れた! コンテストに出したい! なんて思ったりしましょう。コンテストでは、写真の撮影状況の記載が必要な場合があるんです。



シャッタースピードと露出値なんて覚えてないよ! と思ってもExif内にしっかりと情報が入ってるんです。はるか昔のフィルム時代には、その撮影状況をメモしていなくてコンテストへの参加を断念した、なんてこともありました。それがデジタルになったら記録されているなんて・・・。便利な機能なので、うまく付き合っていって欲しいものです。



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